パスワードは、個人情報や財産を守る上で非常に重要な役割を担っています。しかし、単純なパスワードを使ったり、同じパスワードを複数のサービスで使用したりすることで、ハッカーによる不正アクセスの被害を受けるリスクが高まってしまいます。
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安全なパスワードの作り方
安全なパスワードを作成するためには、以下のような方法があります。
- 複雑な文字列を使用する（例：大文字・小文字・数字・記号を組み合わせる）
- 辞書に載っていない単語や短文を使用する
- 同じパスワードを複数のサービスで使用しない
パスワード管理の方法
パスワード管理アプリの利用（おすすめ）
パスワード管理アプリとは、パスワードを一元管理するためのソフトウェアのことで、例えば1PasswordやLastPassが代表的なサービスとして挙げられます。パスワード管理アプリを使うことで、安全なパスワードの生成、保存、自動入力が可能となります。また、クラウド上でデータが管理されるため、端末の故障や紛失にも対応できます。
おすすめのパスワード管理アプリ
SafeInCloudは、Windows、Mac、iOS、Android、そしてChrome、Firefox、Operaのブラウザ拡張機能にも対応したクロスプラットフォームのパスワード管理アプリです。どのデバイスでもクラウドと同期して使用することができます。
AES-256という高度な暗号化技術を使用しており、セキュリティ面で高い信頼性があります。
無料版と有料版があり、有料版には、バックアップとクラウド同期機能、指紋認証機能、無制限のデータ登録など、より高度な機能が追加されています。
便利な機能は有料版にしか付いていないので、まずは無料版を試してみて、気に入った場合に有料版に移行すると良いと思います。
※有料版を購入する際は、スマホからアプリストアで購入するのがおすすめです。月額制ではなく、買い切り商品なので一度購入してしまえば、末永く使い続けることができます。また、App StoreやGoogle Playストアで年に数回、セール価格で購入できるタイミングもあります。
2024年5月31日追記
現在、SafeInCloud（有料版）の価格が大幅に値上げされています。（約4500円）
私が数年前にセールで購入した時のセール価格は約400円でした。（通常価格でも900円程度）
買い切り商品とは言え価格が4500円となると、正直買う価値があるのか微妙なところだと思います。
パスワードの定期変更
パスワードを一定期間ごとに変更することで、パスワードの盗難や漏洩に対するリスクを減らすことができます。一般的には、3ヶ月ごとに変更することが推奨されています。
二段階認証の設定
二段階認証を設定することで、パスワードだけではなく、別の要素を必要とすることでセキュリティを高めることができます。例えば、携帯電話やスマートフォンに送信される認証コードを入力することで、ログインを許可するというものがあります。
パスワード管理に関するQ&A
パスワードを忘れた場合、どうすればいいですか？
パスワードを忘れた場合は、各サービスの「パスワードを忘れた場合」のリンクから、再設定することができます。しかし、その場合には別の情報を入力する必要がある場合があるため、会員登録時に正しい情報を入力しておくことが大切です。
メモやノートにパスワードを書いて管理する方法について
メモやノートにパスワードを書いて管理する方法は、セキュリティ上のリスクが高い方法であるため、避けることが望ましいです。
例えば、ノートを紛失したり盗まれた場合、パスワードが漏洩してしまう可能性があります。また、ノート自体が他の人に見られたり、勝手に開かれたりするリスクもあるため、パスワードが不正に利用される可能性もあります。
パスワード管理には安全性の高いオンラインパスワード管理アプリを使うことをお勧めします。オンラインパスワード管理アプリは、暗号化されたセキュリティ保護下で、複数のパスワードを安全に管理できます。
WEBブラウザにパスワードを覚えさせる方法について
WEBブラウザにパスワードを覚えさせる方法は、便利ではありますが、セキュリティ上のリスクが高い方法であるため、慎重に使う必要があります。
ブラウザ内にパスワードが保存されるため、第三者にパスワードを知られるリスクがあることや、パソコンが盗まれたり、不正にアクセスされた場合には、保存されているパスワードが漏洩してしまう可能性があります。
そのため、WEBサイトにログインするためのパスワードは、WEBブラウザに覚えさせずに、セキュリティ保護が強固なオンラインパスワード管理アプリに保存することが望ましいです。
ブラウザにパスワードを覚えさせる場合には、以下の点に注意することが重要です。
- 他人がアクセスできない環境で使用すること
- パスワードを定期的に変更すること
- 重要なサイトへのログインにはブラウザの自動入力機能を使わず、手動で入力すること
- パソコンのセキュリティ保護を強固にすること
これらの点に気をつけることで、ブラウザにパスワードを覚えさせる際のセキュリティリスクを軽減することができます。
まとめ
パスワード管理は、インターネット上でサービスを利用する上で非常に重要な問題です。複雑なパスワードを作成し、パスワード管理アプリの利用や定期的なパスワード変更、二段階認証の設定をすることで、リスクを減らすことができます。安全なパスワード管理を心がけて、インターネットを安心して使用しましょう。
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