ローカルアカウントでWindows 11 Homeをセットアップする方法

Windows 11ではセットアップの際にネットワークへの接続が必須となっており「マイクロソフトアカウント」での運用が推奨されていますが、Windows 7の時代まで使われてきた従来どおりの「ローカルアカウント」でセットアップすることも可能です。ご家庭にインターネット接続環境がない場合や、マイクロソフトアカウントで運用したくない場合など、次の方法で回避することが出来ます。

※本記事は2023年2月15日に投稿した内容を、2025年10月22日に再編したものです。

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Windows 11 バージョン25H2以降のセットアップ手順

Windows 11 25H2ではBypassNRO.cmdコマンドが削除されているので、従来の方法でローカルアカウントをセットアップすることができなくなりました。

25H2以降】ローカルアカウントでセットアップする方法1

1.セットアップ画面で「Shift + F10」キーを押してコマンドプロンプトを起動します。

2.以下のコマンドを入力してエンターキーを押してください。

start ms-cxh:localonly

3.水色の画面でローカルアカウントのセットアップ画面が表示されますので、ユーザー名とパスワードを入力しセットアップを進めてください。

25H2以降】ローカルアカウントでセットアップをする方法2

※以下の方法は、レジストリ値を扱うので、最悪の場合PCが立ち上がらなくなるなどのリスクがあります。特にOfficeDA版がインストールされたPCでは、Officeのライセンス認証の前にOSの再インストールを行うと認証情報が消えるおそれがあるので、25H2以降のバージョンではリスクを冒さず「Microsoftアカウント」でセットアップするほうが安全かもしれません。もし不具合が起こっても責任は一切負いませんので、自己責任でお願いします。

1.セットアップ画面で「Shift + F10」キーを押してコマンドプロンプトを起動します。

2.以下のコマンドを入力してエンターキーを押してください。

regedit

3.レジストリエディターが開いたら、左メニューから以下の場所まで移動してください。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\OOBE

4.OOBE内(画面右側)の何もないところで右クリックして「新規」→「DWORD(32ビット)値」を選択します。

5.作成された新しい値の名前を「BypassNRO」に変更します。

BypassNRO

6.「BypassNRO」をダブルクリックし、値を16進数で「1」に変更して、レジストリエディターを閉じます。

7.コマンドプロンプトの画面に戻ったら、「shutdown /r /t 0」と入力し再起動します。

shutdown /r /t 0

8.再起動後、ネットワーク接続画面下部に「インターネットに接続していません」と表示されていれば成功です。「インターネットに接続していません」を選択し、セットアップを進めてください。

25H2以降】ローカルアカウントでセットアップする方法3(2の方法をコマンドで代替する方法です)

1.セットアップ画面で「Shift + F10」キーを押してコマンドプロンプトを起動します。

2.以下のコマンドを入力してエンターキーを押してください。

reg add "HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\OOBE" /v BypassNRO /t REG_DWORD /d 1 /f

3.続けて、「shutdown /r /t 0」と入力し再起動します。

shutdown /r /t 0

4.再起動後、ネットワーク接続画面下部に「インターネットに接続していません」と表示されていれば成功です。「インターネットに接続していません」を選択し、セットアップを進めてください。

Windows 11 バージョン24H2以前のセットアップ手順

Windows 11 24H2以前のバージョンでは以下の方法でセットアップを進めてください。

24H2以前】ローカルアカウントでセットアップする方法1

1.Windows11のセットアップ画面でShift + F10キーを押しコマンドプロンプトを開きます。

2.コマンドプロンプトが開いたらcd oobeと入力しエンターで確定します。

cd oobe

2023年9月21日追記

コマンドプロンプト内でキーボード操作が効かない場合は、一度コマンドプロンプトの画面をマウスでクリックし、アクティブ状態にしてから上記コマンドを入力してください。

3.続けてBypassNRO.cmdと入力しエンターで確定すると自動で再起動します。
※「by」と入力したあとに「Tabキー」を押すと自動でBypassNRO.cmdコマンドが入力されます。

BypassNRO.cmd

4.再起動後、セットアップを進めていくと、ネットワーク接続画面の下部に 「インターネットに接続していません」と表示されるようになっているのでクリックして続行します。

5.ローカルアカウントのセットアップ画面が出てきますので、ユーザー名とパスワードを入力しセットアップを完了させてください。

※1 ユーザー名の欄には個人名を入力せずに、「Owner」「User」等の個人を特定できない名前で設定するのがオススメです。ユーザー名を個人名にするメリットはほぼありません。
※2 「パスワードなし」にしたい場合は、パスワードの欄に何も入力せずに(空欄のままで)セットアップを続行してください。

※Windows11 Homeバージョン22H2での方法です。今後対策される可能性があります。
※上記操作が原因で不具合が起こっても責任は一切負いませんので、自己責任の範囲内でお試しください。

コマンドプロンプトが開かない場合は?

2023年10月20日追記:
最近、セットアップ画面で「Shift + F10」キーを押してもコマンドプロンプトが開かないことが増えてきました。Windows 11で内部的な変更が行われたものと思われます。

まずは、「Shift + F10」の代わりに「Shift + Fn+F10」キーを同時に押してコマンドプロンプトが開くかを確認してください。開いた場合は、上記「ローカルアカウントでWindows 11 Homeをセットアップする方法」を手順通りに進めてください。

コマンドプロンプトが開かない場合は、以下の手順でローカルアカウントを設定してください。

24H2以前】ローカルアカウントでセットアップする方法2

1.セットアップを進めて行き、「ネットワークに接続しましょう」と表示される画面でインターネットに接続します。有線LANで接続できる場合はLANケーブルを繋いで有線接続してください。有線LAN接続環境がない場合はWi-Fi接続してください。
今後、また仕様変更が行われるかもしれないので、いつでも物理的にインターネットを切断できる有線LANでの接続を推奨します。

2.「Microsoftアカウントを追加しましょう」の画面で以下のメールアドレスを入力し、「次へ」をクリックします。

no@thankyou.com

3.パスワード入力画面に「適当なパスワード」を入力します。パスワードは「0000」や「1111」などで上手く行ったので、ここではパスワードを「0000」としておきます。「0000」と入力し、「サインイン」をクリックします。

0000

4.「問題が発生しました」と表示されるので、「次へ」をクリックします。

5.次の画面で「このデバイスを使うのはだれですか?」と表示されれば成功です。ユーザー名とログインパスワードを指定して、ローカルアカウントでのセットアップを完了させてください。

※上記操作が原因で不具合が起こっても責任は一切負いませんので、自己責任の範囲内でお試しください。

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