サクサク動くPC選び! パソコン購入完全ガイド

『新しいパソコンを買いたいけれど、どれを選べばいいかわからない…』そんなお悩みはありませんか? パソコンは高額な買い物だからこそ、購入後に後悔したくないものです。今回は、快適に使えるパソコンを選ぶための「おすすめスペック」と「注意すべきポイント」を解説していきます。

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最優先で決めたいパソコンのスペック

パソコンを購入する際に、まず最初に決めたいのが「CPU」「メモリ」「ストレージ」の3つのスペックです。もちろん、他にも考慮すべき点は多々ありますが、まずはこの3点をおさえておけば、パソコンは快適に動作します。これから詳しく解説しますが、先に結論をお伝えすると、「パソコンほど“価格相応”という言葉がぴったり当てはまるものはない」ということです。

安価なパソコンを購入して後悔したり、無駄に高額なモデルを購入して性能を持て余すことがないよう、しっかりと知識を身につけて、コストパフォーマンスに優れた最適なパソコンを選びましょう。

CPU

「性能の低いCPU」や「3年以上型落ちのCPU」は避けましょう

CPUはパソコンの頭脳です。毎年新製品が発表されていて、世代が変わるごとに性能が1~2割ほど向上しています。「性能が低いCPU」や「時代遅れの古いCPU」を使用すると、処理が遅く感じられたり、複数のアプリを同時に開くとフリーズしてしまうなど、ストレスを感じることがあります。「パソコンの価格差」=「CPUの性能差」と言っても過言ではないので、パソコンを購入する際はまずはCPUのスペックをよく確認しましょう。

CPUの種類

CPUには大きく分けて2種類のCPUがあります。「Intel製CPU(Coreシリーズ)」「AMD製CPU(Ryzenシリーズ)」です。IntelとAMDという2つの会社がそれぞれ違う規格のCPUを製造しています。Intelは安定性と高い性能が特徴で、ビジネス用途に多く採用されています。AMDはコスパが高く、ゲーム用途に人気があります。

価格と性能のバランス

高価な高性能CPUを選んでおけば間違いないのは確かですが、すべての作業に必ずしも高性能なCPUが必要というわけではありません。例えば、普段YouTubeの動画しか見ないのに、Core i7やRyzen 7のハイクラスCPUを選んでも性能を持て余すだけになります。逆に、写真の編集やイラスト作成をしたいのに、安価な低性能CPUを選択すると今度は性能不足に陥ります。
自分の用途に合わせて、適切な性能のCPUを選びましょう。

用途別おすすめのCPU
普段使い(Webブラウジング、Office作業など): Core i3、Ryzen 3以上
クリエイティブ作業(画像編集、音楽編集など): Core i5、Ryzen 5以上
高負荷な作業(動画編集、ゲームなど): Core i7、Ryzen 7以上

調べ物、動画視聴等の普段使いや、Officeファイル(エクセル・ワード)の作成・編集等の事務作業から画像編集等の軽量なクリエイティブ作業までを幅広くこなしたい場合は、Core i5やRyzen 5のCPUがおすすめです。Core i5やRyzen 5は一番コスパに優れたオールマイティーなCPUになるので、迷った場合はこのランクを選んでおくと間違いないです。あとは、予算に余裕がある場合や、もっと重い作業を行いたい場合は、一つ上のランクのCore i7やRyzen 7を選択すると良いでしょう。

推奨CPUIntel Core i5・Core i7(第14世代・第13世代・第12世代)
AMD Ryzen 5・Ryzen 7(8000番台、7000番台、6000番台)
避けたほうが無難なCPUIntel Core i3以下(N~、Pentium、Celeron、Atom)
AMD Ryzen 3以下(Athlon、Phenom、FX~、A~)
3年以上型落ちのCPU
※記事投稿時点での推奨スペックです。

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メモリ

メモリ容量は16GB以上がおすすめ

メモリはパソコンの作業スペースです。容量が不足すると、複数のアプリを同時に開いた際や高負荷時に、動作が遅くなったりフリーズしてしまうことがあります。現時点ではメモリ容量「16GB以上」が推奨されています。最新のWindows 11を使う際はメモリ容量が4GBや8GBでは性能不足になる可能性があります。

おすすめのメモリ容量
メモリ容量は16GB以上を選びましょう。8GB以下のメモリは避けたほうが無難です。

推奨メモリ容量16GB以上
避けたほうが無難なメモリ容量8GB以下
※記事投稿時点での推奨スペックです。

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ストレージ

「容量が少ないSSD」や「HDD」は避けましょう

ストレージはWindowsのシステムや、作成したファイルを保存する場所です。容量が少ないと、将来的にファイルが保存できなくなったり、アプリがインストールできなくなったり、Windowsの更新ができなくなるなどのトラブルに遭遇する可能性があります。
Windows OSのシステムファイルは初期状態で約30GBの容量を必要とします。さらに、更新プログラムやアプリのインストール分を考慮すると、ファイル保存領域とは別に最低でも100GBほどのストレージ容量を確保しておくと安心です。

また、ストレージの種類にも注意が必要です。ストレージには大きく分けて2種類、「HDD」と「SSD」があります。HDDは「速度が遅い、価格が安い、大容量」という特徴があり、一方、SSDは「速度が速い(重要)、価格が高い、容量が少ない(大容量になると高額)」といった特徴があります。
HDDと比較してSSDは高速なのでパソコンやアプリの起動時間が大幅に短縮されます。

NVMe M.2 SSDがおすすめ

現在販売されているほとんどのノートPCは、高速な「NVMe M.2 SSD」が搭載されています。しかし、まれに速度の遅いSATA接続のSSDやHDDが搭載されていることもあるので注意が必要です。特に安価なモデルを選ぶ際は、製品仕様で必ずストレージの種類を確認し、「NVMe M.2 SSD」搭載のモデルを選ぶことをおすすめします。HDDを搭載したモデルは、動作が遅いため絶対に避けるべきです。

おすすめのストレージ
ストレージは、高速な「NVMe M.2 SSD」がオススメです。商品詳細欄に「M.2 SSD NVMe」「PCIe」といった記載があるのかを必ず確認しておきましょう。
容量は「512GB以上」あると安心です。256GB以下のSSDは、容量が足りなくなる可能性があります。
HDDは動作が遅く、パソコンの性能を大きく下げてしまうため、避けることを強くおすすめします。

推奨ストレージM.2 SSD NVMeの容量512GB以上
避けたほうが無難なストレージ容量が256GB以下
SATA SSD、HDD
※記事投稿時点の推奨スペックです。

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最優先でチェックする3つのスペックおさらい

ここまでが、まず最優先で確認しておきたい「CPU」「メモリ」「ストレージ」の3つの推奨スペックです。とりあえず、この3点さえおさえておけば、パソコン購入後に動作の遅さにストレスを溜めたり、購入を後悔するようなことはないと思います。推奨する用途は「一般的な作業から軽量なクリエイティブ作業まで」です。おさらいすると以下のようになります。

CPUIntel Core i5・Core i7(第14世代・第13世代・第12世代)
AMD Ryzen 5・Ryzen7(8000番台、7000番台、6000番台)
メモリ16GB以上
ストレージM.2 SSD NVMeの容量512GB以上
※記事投稿時点での推奨スペックです。

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他にスペック面で気をつけたいポイント

最優先事項の「CPU」「メモリ」「ストレージ」以外にもチェックしておくべき項目はいくつかあります。ただし、一般的な作業における動作速度の観点から見ると優先順位は高くないので、多少妥協しても大きな問題にはならない部分です。

グラフィックボード

グラフィックボードは、ゲームや動画編集、3Dモデリングなど、高度なグラフィック処理が必要な作業で真価を発揮します。しかし、一般的な用途であれば、必ずしもグラフィックボードを搭載したパソコンを選ぶ必要はありません。グラフィックボードのないパソコンのCPUには、内蔵グラフィックスが搭載されており、動画視聴や簡単な画像編集といった日常的な作業には十分な性能を発揮します。

グラフィックボードを搭載すると、本体価格が高くなったり、パソコンの消費電力が増加するといったデメリットもあるので、ゲームや動画編集をしない人にとっては「無用の長物」になる可能性があります。

グラフィックボードまとめ
ゲームや動画編集をする人➔グラフィックボード搭載のゲーミングPC
ゲームや動画編集をしない人➔グラフィックボードの搭載されていない通常のPC

グラフィックボードが搭載されていない通常のPCでも、ゲームや動画編集が全くできないわけではありません。『軽いゲームや簡単な動画編集程度なら対応可能』といった認識で良いでしょう。

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液晶画面

「非光沢液晶」がオススメ

液晶画面には「光沢液晶」と「非光沢液晶」の2種類があります。光沢液晶は、写真や動画が美しく映る一方、周囲の光が反射しやすく、目が疲れやすいなどのデメリットがあります。非光沢液晶は、反射が少なく目が疲れにくいですが、光沢液晶に比べて色が少し暗く見えることがあります。

家電量販店で販売されているパソコンは特に「光沢液晶」を採用した製品が多く並べられている印象があります。おそらく「店頭に並べた際に、なんとなく見た目がかっこよく見えるので売れやすい」というのが理由だと推察しています。「光沢液晶」は使用者にとっては何一つ良いことはありません。長時間の作業で目が疲れたり、画面が暗転すると自分の姿が映り込んだり、角度によっては天井の照明が反射することもあります。液晶画面は消去法で「非光沢液晶」がオススメです。

メーカーによって表記の仕方が違うので、見分け方を記載しておきます。

非光沢液晶パネルノングレアパネル、アンチグレアパネルなど
×光沢液晶パネルグレアパネル、ブライトビュー、スーパーファイン液晶など

画面サイズ

デスクトップパソコンは24~27インチ

現在、デスクトップパソコンで最も一般的な画面サイズは「24インチ」です。価格も手頃で、大きな画面で作業できる点が魅力です。しかし、設置スペースに余裕がある方や、目の疲れが気になる方、特に高齢の方には、個人的には「27インチ」モデルをおすすめしたいです。画面の大きさは作業効率や操作の快適性に大きく影響するため、ぜひ27インチモデルも選択肢として検討してみてください。
ちなみに、27インチモデルの一つ上には「32インチ」もありますが、実際に使ってみた感想としては、視線の移動だけでは画面全体を見渡せず、首を動かさなければならない点がデメリットだと感じました。

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ノートパソコンの画面サイズは用途によって変わります 基本は15.6インチ

ノートパソコンの画面サイズは用途やライフスタイルによって決めましょう。最も一般的な画面サイズは「15.6インチ」です。普段は据え置きで使用して、いざという時には外にも持ち運べるバランスの取れたサイズ感が魅力です。ノートパソコンの画面サイズで迷った場合は「15.6インチ」を選択すると良いでしょう。

一方、持ち運ぶことがメインのビジネスマンや大学生には「13.3~14インチ」がオススメだと言われています。重量を比較すると15.6インチモデルは1.6kg前後で、13.3インチモデルは1.2kg前後の機種が多く、昔に比べて大幅に軽量化されています。

ここからはあくまでも個人的な見解になりますが、『ノートパソコンの数百グラムの重量差にそこまでこだわる必要があるのか?』というのが正直なところです。これまで様々なサイズのノートパソコンを使ってきましたが、作業効率の面を考えると、13.3~14インチのノートパソコンを1台目のメインPCとして使用するのはやはり限界があると感じます。このサイズは、サブPCとして使うのが一番良い選択だと個人的には思います。もし、13.3~14インチのノートパソコンをメインとして使うのであれば、デスクトップ化も選択肢に入れてみてください。
ちなみに、私が現在メインで使用しているノートパソコンは「17インチ」モデルです。最初はノートパソコン単体で使用していましたが、どうしてもマルチタスク時に作業効率が落ちるため、現在はデスクトップ化し、2画面を並べて使用しています。

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画面解像度とリフレッシュレート

解像度リフレッシュレートは、画質の鮮明さと動きの滑らかさを左右する要素です。

解像度とは?

解像度とは、ディスプレイ上に表示できる画素の数のことです。「横の画素数×縦の画素数」で表され、数値が大きいほど、より多くの情報が表示でき、細かな部分までくっきりと表現できます。

画面解像度
1920×1080 (FullHD)ノートパソコンや一般的なデスクトップパソコンに広く採用されている解像度で、価格もお手頃です。
2560×1440 (WQHD)FullHDよりも高解像度でより細やかな描写が可能になり、表示領域が広くなります。価格はFullHDよりも高額です。
3840×2160 (4K)映画館のような高画質を楽しめる超高解像度です。ノートパソコンではオーバースペック気味かもしれません。

一般的な作業にはコスパの良いFull HD(1920×1080)がおすすめです。一方、イラストや動画編集など、より繊細な作業や広い画面が必要な場合は、WQHD(2560×1440)以上の高解像度がおすすめです。 特に27インチ以上の大きな画面では、WQHD以上を選ぶことで文字がより鮮明になり、作業効率が向上します。

注意
一部の法人向けノートパソコンでは、HD(1280×720など)という低解像度の画面が使われている場合があります。購入前には必ず画面解像度を確認しておきましょう。

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リフレッシュレートとは?

リフレッシュレートとは、1秒間に画面が更新される回数のことです。単位はHz(ヘルツ)で表され、数値が大きいほど、画面の動きが滑らかになります。

リフレッシュレート
60Hz~一般的なディスプレイの標準的なリフレッシュレートです。
120~144Hzゲーミングモニターによく採用されるリフレッシュレートで、高速な動きでも残像感が少なく、滑らかな映像を楽しめます。
240Hz~プロゲーマー向けのハイエンドモニターで、非常に高いリフレッシュレートを実現しています。

一般的な用途であれば、コスパ重視で60Hzを選択しましょう。ゲームや動画編集をより本格的に行いたい場合はリフレッシュレートが120Hz以上のゲーミングモニターがおすすめです。

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液晶画面まとめ
液晶パネルは目が疲れにくい「非光沢液晶」がオススメです。
画面サイズはデスクトップPCは「24~27インチ」。ノートPCは用途やライフスタイルによって決めましょう。基本的には「15.6インチ」。持ち運びがメインの場合は「13.3~14インチ」。据え置きメインで使用するなら「17インチ」もアリ。
画面解像度は「FullHD(1920×1080)以上」、リフレッシュレートは「60Hz以上」がオススメです。(ゲーム用途は120Hz以上のゲーミングモニターがオススメです)

デスクトップパソコン24インチ以上・FullHD(1920×1080)以上・60Hz以上・非光沢液晶・IPSパネル
ノートパソコンFullHD(1920×1080)以上・60Hz以上・非光沢液晶
※記事投稿時点の推奨スペックです。

接続ポート

接続ポートとは、外部機器を接続するための端子(差込口)のことです。USBポート、HDMIポート、DisplayPortなど、様々な種類があります。それぞれ形状や機能が異なり、接続できる機器も異なります。最近の傾向から言うと、ノートパソコンは接続できるポート数が年々少なくなっています。

接続ポートの種類
USBポート最も一般的なポートで、マウス、キーボード、USBメモリなど、様々な周辺機器を接続できます。種類はUSB Type-A、USB Type-C(Thunderbolt含)などがあります。中にはUSBポートを通じて、映像の外部出力や、給電、バッテリー充電ができるものもあります。
HDMIポートテレビやモニターに高画質の映像と音声を同時に出力できます。ゲーム機やBlu-rayレコーダーなど、様々な機器との接続にも利用されている一番スタンダードな映像出力ポートです。
DisplayPort高解像度のモニターや複数のモニターを接続できます。HDMIよりも高帯域幅で、より高品質な映像伝送が可能です。ノートパソコンに搭載されていることはほとんどないので、デスクトップパソコン専用の映像出力ポートという認識で良いかもしれません。
D-sub(VGA)旧型のアナログ接続ポートです。 一昔前のモニターによく採用されていた接続端子ですが、最近のパソコンではあまり見かけなくなりました。良くも悪くも“アナログ”なので、安定性は抜群で動作検証の際に未だに使用することもあります。
有線LANポートルーターやハブに繋いで、インターネットに接続するためのポートです。最近のノートパソコンには有線LANポートが付いていない(Wi-Fiのみの)機種も増えてきました。
オーディオジャックヘッドホン、スピーカーなどを接続します。ライン出力、マイク入力などがあります。

一般的に、デスクトップパソコンでは高額な機種ほど接続できるポートの数・種類が多い傾向にあります。ノートパソコンはUSBポートが数個とHDMI、オーディオジャックが付いている機種が多いです。Thunderbolt 4端子が搭載されている機種は高額になる傾向があります。

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接続ポートまとめ
接続ポートは一番優先度の低い項目です。妥協するならこの部分を妥協しましょう。

Officeアプリ

パソコンを購入する際、必ずと言っていいほど選択肢として出てくるのが「Office付き」と「Office無し」です。どちらを選ぶべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。

Office付きパソコンのメリット・デメリット

Office付きパソコンを選ぶメリット
すぐに使えるOffice付きのパソコンを選べば、面倒なアプリのインストール作業をしなくても、すぐにWord、Excel、PowerPointなどのアプリを使うことができます。
正規版の保証正規版のOfficeアプリが付属しているため、安心して利用できます。
ライセンス管理が不要別途Officeアプリを購入する必要がないため、ライセンス管理の手間が省けます。
Office付きパソコンを選ぶデメリット
価格が高いOfficeアプリのライセンス費用が上乗せされるため、パソコン本体の価格が高くなります。
不要なアプリがある場合も普段、Wordしか使用しないユーザー、Excelしか使用しないユーザー、Power Pointしか使用しないユーザーはOffice付きのパソコンを購入するよりも、別途単体でアプリを購入するほうがおトクになることがあります。

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Office無しパソコンのメリット・デメリット

Office無しパソコンを選ぶメリット
価格が安いOfficeアプリのライセンス費用がかからないため、パソコン本体を安く購入できます。
必要なアプリだけを単体購入できる自分の用途に合わせて、必要なOfficeアプリだけを購入することができます。
クラウド版の利用も検討できるサブスク版のMicrosoft 365と契約するなどパソコン購入後の選択肢が増えます。
Office無しパソコンを選ぶデメリット
追加費用がかかる別途Officeアプリを準備する必要があるため、追加で費用がかかります。
インストール作業が必要Officeアプリを自分でインストールする必要があります。

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Officeの有り無し、どちらを選ぶべき?

どちらを選ぶべきかは、利用状況や予算によって異なります。

仕事で頻繁にOfficeアプリを使う方業務効率化のためにも、正規版のOfficeアプリがついているパソコンを選ぶのがおすすめです。
学生の方アカデミック版のOfficeアプリは、通常よりも安く購入できます。また、大学生は大学で無料でOfficeアプリをインストールできることもあるので、パソコン購入前に大学に確認してみましょう。
たまにしかOfficeアプリを使わない方WEB版のOfficeや無料のオフィスソフト(LibreOffice等)を利用するのも一つの手段です。
予算が限られている方Officeなしのパソコンを購入し、必要なOfficeアプリだけを単体で購入するのも良いでしょう。

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Officeアプリまとめ
マイクロソフトオフィスアプリの有無でパソコンの価格に約2~3万円ほどの差が生じます。ランニングコストを計算したところ、パソコンの所有台数が1台の場合はOffice付きのPCを購入するのがオトクで、所有台数が2台の場合は永続版のOfficeアプリを別途購入するのがオトクです。また、所有台数が3台以上の場合はサブスク版のMicrosoft 365と契約するほうがオトクになります。

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スペック以外に気をつけたいポイント

おすすめのPCメーカー故障時の対応やサポート体制を考慮すると、「NEC」「Fujitsu」「Lenovo」「DELL」「HP」「ASUS」「MSI」 などの有名なPCメーカー、または、「パソコン工房」「マウスコンピューター」「フロンティア」などの日本国内に拠点があるBTO系のPCメーカーから購入するのがおすすめです。名前を聞いたこともないような無名なPCメーカーから購入するのは避けたほうが無難です。
保証期間保証期間は通常、購入日から1年です。パソコン購入時に同時に延長保証にも加入しておくと安心です。
中古パソコンや再生品は買わない中古パソコンや再生品の購入は避けたほうが無難です。一部の中古パソコン・再生品の中には、マイクロソフトがWindows 11への正式対応を保証していないにも関わらず、Windows 11が強制的にインストールされた状態で販売されていることがあります。
安い無名な中華製品に注意安い無名な中華メーカーのパソコンの中にはライセンスの怪しいものや、マルウェアが仕込まれているものもあるようです。
ジャンクPCは魔境ジャンクPCは、思わぬ落とし穴が潜むまさに「魔境」と言える存在です。YouTubeなどの動画では、手軽にジャンクPCを修理しているように見えることもありますが、実際に手を出すと、故障の原因が特定できない、パーツが欠品・欠損している、基盤のハンダ処理が必要など、さまざまなトラブルに遭遇する可能性があります。
オークションに注意全く動作しないPCが「動作未確認品」として出品されていることもあり、安易に手を出すと痛い目に遭うこともあります。

まとめ

パソコンを購入する際は、スペック、サポート体制、保証期間など、様々な要素を考慮する必要があります。この記事で紹介した注意点を守り、自分に合ったパソコンを選ぶことで、快適なパソコンライフを送ることができます。

パソコンを選ぶ際のチェックポイント

CPU性能Intel Core i5、AMD Ryzen 5以上(3世代以上前のCPUは避ける)
メモリ容量16GB以上
ストレージM.2 SSD(NVMe)512GB以上
グラフィックボードゲームや動画編集をする人はグラフィックボード付きのパソコンを選ぶ。しない人はグラフィックボードなしのパソコンを選ぶ。
画面画面は「非光沢パネル」を選択する。デスクトップパソコンは24~27インチ、ノートパソコンは15.6インチのFullHD以上が基本。あとは用途に合わせてリフレッシュレートを選択する。
Officeアプリ事前にOfficeアプリが必要かどうかを決めておく。
接続ポート接続ポートの優先度は低い。充実しているほど高額になる。
メーカー有名PCメーカーの新品がおすすめ。中古や再生品、無名な中華メーカーには手を出さない。
保証期間メーカー保証は通常、購入日から1年。必要に応じて延長保証に加入する。
価格目安としては10~15万円程度

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