パソコンを購入する際に気をつけたいポイント

パソコンを購入する際に気をつけたいポイント

1.用途に合わせたスペックを選ぶ

パソコンを購入する際には、まず自分がどのような用途で使用するのかを考え、それに合わせたスペックを選ぶことが大切です。例えば、ビジネス用途であれば、CPUやメモリ、ストレージなどの性能が求められますが、ゲーム用途であれば、グラフィックボードの性能も重要になってきます。自分がどのような用途で使用するのかを明確にし、その用途に合わせたスペックを選ぶようにしましょう。

2.長年使うことを考慮したパソコン選び

パソコンは高価な製品のため、長期間使用することを考えると、信頼性の高い製品を選ぶことが重要です。値段だけで判断し、安すぎる低スペックのパソコンを購入すると、動作の遅さにストレスを溜めるだけの結果になるおそれもあります。

3.モニターやキーボード、マウスなどの周辺機器も検討する

パソコンを購入する際には、モニターやキーボード、マウスなどの周辺機器も予算に入れて検討することが大切です。これらの機器は、快適な作業環境を作る上で重要な役割を果たします。また、パソコンとの接続方法や互換性も確認しておくことが必要です。

ビジネス・一般用途におけるCPU推奨スペック

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Core i9Ryzen 9ビジネス・一般用途ではオーバースペックになる場合が多いです。高性能な分、排熱処理のことも考慮する必要があり、特にビジネス用途には不向きなCPUです。価格も高いので、余程のこだわりがない限りは避けるべきCPUだと思います。
Core i7Ryzen 7予算に余裕がある場合は、このランクのCPUを選ぶのは良い選択だと思います。動画編集や3Dグラフィックス、音楽制作などのクリエイティブな作業を行う場合はおすすめです。しかし、オフィス用途や、インターネットブラウジング、動画鑑賞などの比較的軽い作業しか行わない場合はオーバースペック気味なので一つ下のランクに下げて良いと思います。
Core i5Ryzen 5価格と性能のバランスを考えると、一番おすすめのCPUです。一般的なパソコンユーザーに向けたミドルレンジのCPUであり、オフィス作業やインターネットブラウジング、ビデオ会議などのタスクには十分な性能を持っています。写真編集やイラスト作成などの軽量なクリエイティブ作業にも十分な性能を発揮します。迷った場合は、このランクのCPUを選んでおけばほぼ間違いないと思います。
Core i3Ryzen 3このランクのCPUはエントリー向けと言われていますが、インターネットブラウジングやオフィス作業、メールの送受信、音楽・動画の再生など基本的な作業は一通り問題なく行えます。しかし、ひとつ上のランクのCPUとの価格差が1.5~2万円程度なので、できるだけ予算を抑えたい場合を除いては選択肢に入れなくても良いかもしれません。
Pentium
Celeron
Atom
Athlon
A10など
パソコンを長年使う場合は、選択肢から外したほうが良いです。価格は際立って安いですが、性能不足で作業中にストレスが溜まるおそれがあります。2台目、3台目のサブパソコンとしての運用なら良いかもしれませんが、メインとして使うのは避けたいところです。

メモリ推奨容量

Windows 10、Windows 11ともに現時点での理想のメモリ容量は同じです。

理想のメモリ容量:16GB以上(最低でも8GB)

メモリ容量は8GBあれば最低限の動きはしてくれますが、先のことを見据えるならば、16GB以上のパソコンを選ぶことをおすすめします。

推奨ストレージ

ストレージデバイス(保存領域)の種類

1. M.2 SSD (NVMe)おすすめ度:◎

現在、販売されている多くのPCで採用されているストレージデバイスです。データ転送速度、ランダムアクセス共に現時点で最速を誇ります。熱を持ちやすいので、デスクトップPCの場合はヒートシンクを追加する等の対策が必要になる場合もあります。

2. M.2 SSD(SATA)おすすめ度:○

形状はNVMeのM.2 SSDに似ていますが、データ転送速度が最大6Gb/sとNVMeよりも約5~10倍遅いです。(体感速度では数値ほどの差は感じませんが)現在は、NVMeに押されて姿を消しつつあるので、ほとんど見かけることはないと思います。

3. 2.5インチSSD(SATA)おすすめ度:○

事務系のPCで採用される場合があります。データ転送速度はM.2 SSD(SATA)と同じ最大6Gb/sです。ハードディスクからSSDに換装する際に使うことが多いです。

4. HDD(非推奨)おすすめ度:✕

3.5インチのハードディスクです。写真や動画などの保存領域としては優れていますが、WindowsのOSをインストールするのには向いていません。動作の遅さからストレスが溜まる原因になります。HDD搭載のPCは姿を消しつつありますが、少数ですが今でも存在していますので購入する際は気を付ける必要があります。

ストレージの種類はNVMeM.2 SSD が一番おすすめです。
あとは、用途によって256GB、512GB、1TB等ストレージの容量を決めてください。

推奨スペック まとめ

パーツ推奨スペック
CPUintel Core i5・Core i7 (第13世代、第12世代)
AMD Ryzen 5・Ryzen 7 (Zen4 7000番台)
メモリ16GB以上(最低でも8GB)
SSDM.2 SSD (NVMe)512GB以上
ディスプレイデスクトップPCの場合➡24インチ以上・FullHD(1920×1080)以上・ノングレア(非光沢)・IPSパネル
ノートPCの場合➡FullHD(1920×1080)以上・ノングレア(非光沢)液晶、または有機ELディスプレイ

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