MicrosoftはAndroid用Windowsサブシステム(WSA)のサポートを2025年3月5日をもって終了すると発表しました。これに伴い、Windows 11向けAmazonアプリストアのサービスも停止されます。Amazonアプリストアのサービス停止予定日はWSAと同日の2025年3月5日となります。現在インストール済のAndroidアプリはサービス停止日までは引き続き使用可能なようです。
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期待外れだった?
Windows 11発表時は期待されていた「Windows上でAndroidアプリが使える」という注目の機能は、日本に上陸してからたった数年で姿を消すこととなりました。
発表当初は物珍しさからインストールしてみましたが、アプリのラインナップがゲームばかりで、「正直、使い物にならない」というのが第一印象でした。試しにインストールしてみたゲームは動作が重かったり不安定だったりで、いつしか全く使用しなくなっていました。おそらく同じような人が他にもたくさんいたと思います。
WSA・Amazonアプリストアの乗り換え先は?
Windows上でAndroidアプリを動かす手段は他にもあるので、乗り換え先をご紹介します。
1.Google Play Games(ベータ版)
Androidのゲームをしたい場合は、Google Play Games(ベータ版)が乗り換え先としてはベターな選択だと思います。Googleが公式に出しているアプリなので、プライバシー関係はある程度安心して良いと思います。ただし、提供されているアプリはゲームのみで、一般用のアプリはありません。
試しに「ウマ娘」をインストールしてみましたが、結構な頻度でゲームが落ちました。ベータ版なのでしょうがないと割り切るしかなさそうです。
2.Microsoft Store
主要なAndroidアプリは、Microsoft StoreでWindows用アプリとして提供されていることが多々あるので、Microsoft Storeを探してみるのも一つの手段です。
3.NoxPlayerやLDPlayer等のエミュレーター
Windows上でAndroidアプリを使いたい場合の最終手段がNoxPlayerやLDPlayer等のエミュレーターです。この他にも様々なエミュレーターが各社から出ているので、自分に合ったものを探してみてください。ただし、エミュレーターを使用する際の個人情報等の取り扱いについては保証いたしかねます。自己責任でお願いします。
アプリによってはBIOSの設定を変更しないと使用できないものもあるので、PC初心者には難しいかもしれません。