Windows 11 24H2のInsider Preview版(26100.863)をWindows11非対応PC(Core i5 2430M搭載の実験機)に強制的にインストールしてみたので、23H2からの変更点や使用してみた感想等を掲載します。
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目次
右クリックメニューが親切に
右クリックメニューのコピー・貼り付け等のアイコンの下に「切り取り・コピー・名前の変更・共有・削除」と文字が表示されるようになりました。
これまでの分かりにくかったアイコンのみでの表示に文字が追加されたことにより、より直感的な操作が可能になりました。
圧縮・解凍が7z・TAR形式にも対応
Windows標準の圧縮・解凍機能が従来のZIP形式に加え、7z形式とTAR形式にも対応しました。
個人的には7z形式やTAR書庫形式は普段まったく使用しないので、不必要なアップデートではありますが、別途圧縮解凍アプリをインストールする必要がなくなる分、よりユーザーフレンドリーになったと思います。
クイック設定がスクロール可能に
画面右下のクイック設定がスクロール可能になりました。クイック設定の右側の矢印(▼ ▲)をクリックするか、マウスホイール操作でスクロールできるようになります。この機能も正直必要ないですが、できることが増えることは良いことです。
Wi-FiパスワードのQRコード表示が可能に
PC内に登録されているWi-FiパスワードのQRコードが表示できるようになりました。スマホとの連携の際に役に立ちそうです。
省エネ機能(Energy Saver)が追加される
省エネ機能(Energy Saver)が追加されました。外出先でのバッテリー使用時に活躍しそうです。しかし、省エネ機能を常時有効にしておくとPCの本来の性能を十分に発揮できなくなるので、据え置きで使用する際はオフで、外出時のみオンにするなど、必要に応じて切り替える必要が出てくると思います。
その他の変更点
- Sudoコマンドが使用可能に
- 保護印刷モードが刷新
- Voice clarityがSurface以外でも使用可能に など
まとめ
今回はWindows 11 24H2 Insider Preview版(26100.863)をWindows 11非対応の実験機(Core i5 2430M搭載機)にインストールしてみました。一通り触ってみましたが、やはりバグがあったり、使用できない機能もあったりとテスト版ならではの不安定さを感じました。(※Windows 11非対応PCに強制的にインストールしたせいかもしれません。)
Insider Preview版をインストールする場合は、メインPCへのインストールは避け、サブPCやジャンクPCにインストールすることをおすすめします。ただし、Windows 11非対応機にインストールする場合は「いつ使用できなくなってもしょうがない」と割り切って使う覚悟が必要になります。また、バージョン24H2では古いCPUの足切りが行われているので、インストールできないPCも存在しています。