前回の記事で「Canon LBP3000はWindows 11上では動作するPCと動作しないPCがある」といった内容を投稿していました。理由はCanon LBP3000にはWindows 11用のドライバが提供されていないためです。しかし、OLD ROOKIE様のサイトでその解決策が公開されていました。ありがとうございます。
今回は上記サイト様の記事内容を参考に、改めてWindows11でLBP3000をセットアップしてみたので、設定方法をまとめてみたいと思います。設定方法は若干違いますが、別のやり方でも上手くいったので記事に残しておきます。
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Windows 11でCanon LBP3000を使用する方法
Canonの公式サイトからドライバーをダウンロードする
まずはCanonの公式サイトからWindows10 64bit用ドライバー(Inf版)をダウンロードしてください。
ダウンロードが完了したら、ファイル(win-lbp3000-v330x64inf.exe)をダブルクリックして展開させてください。(ファイルの場所は通常「ダウンロード」フォルダ内にあります)
ファイルを展開させると同フォルダ内に「CAPT 64bit」という名前のフォルダが出来上がります。「CAPT 64bit」フォルダは一旦このままで、次はプリンタの初期設定をしていきます。
LBP3000のプリンタ設定をする
1.スタートボタンから「設定」に入ります。
2.左メニューの中から「Bluetoothとデバイス」を選択し「プリンターとスキャナー」に入ります。
3.プリンターとスキャナー内の「デバイスの追加」を選びます。
4.「デバイスの追加」ボタンを押してしばらく待つと「プリンターが一覧にない場合」が現れるので「手動で追加」を選びます。
5.別ウィンドウで以下のような画面が開くので、「ローカルプリンターまたはネットワークプリンターを手動で追加する」を選択し、「次へ」をクリックします。
6.プリンターポートの選択画面内、「既存のポートを使用」から「USB001(USBの仮想プリンターポート)」を選び、「次へ」をクリックします。(※USBの接続環境によっては「USB001」の数字の部分が「002」や「003」になる場合もあります。)
7.プリンタードライバーのインストール画面内「ディスクの使用」を選びます。
8.以下のような別ウィンドウが開くので、「参照」ボタンを選びます。
9.先ほどダウンロードし展開した「CAPT_64bit」フォルダの場所まで移動し、ドライバーファイルを指定します。(※通常の保存場所は「ダウンロード」フォルダ内の「CAPT_64bit」フォルダです。)
①ダウンロードフォルダ内の「CAPT_64bit」フォルダを開きます。
②「×64」フォルダを開きます。
③「Driver」フォルダを開きます。
④「CNAB35STD.INF」ファイルを選択し、「開く」ボタンをクリックします。
10.「製造元のファイルのコピー元」に先ほど指定したパスが表示されていることを確認し「OK」をクリックします。
11.元の画面に戻るので、「次へ」を選びます。
12.「次へ」を2回クリックします。
プリンタ名を変更したい場合は、この画面で変更してください。
プリンタを共有するかどうかを選択してください。通常は「共有しない」を選びます。後から変更もできます。
13.「テストページの印刷」をクリックして印刷されれば成功です。
まとめ
この記事を書いてる途中で思い出しましたが、前回の記事で「LBP3000はPCによって動く動かないがあるようだ」と記載していましたが、そういえば、問題なくプリンタが動いたPCはすべて今回紹介したやり方(INF版を手動で設定する方法)で設定をしたような気がしてきました。
つまり、Canonの公式サイトから、「EXE版」をダウンロードし「SETUP.exe」ファイルからインストールした場合はプリンタが正常に動かず、「INF版」をダウンロードし手動で設定すれば上手くいくということでほぼ間違いないかと思います。