パソコン使用に関する発想の転換3選

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①ノートPCの画面を閉じてはいけない

普段、全く持ち運ばないで机の上に置いたままのノートPCをお持ちの方、画面は閉じない方が良いです。

画面を開け閉めする際に、画面と本体(キーボード部分)を繋ぐ「ヒンジ」には意外と大きな圧力がかかっています。

このヒンジ部分が思った以上に壊れやすいです。

壊れると言っても、壊れるのは決まっていつも外装のプラスチック製カバーの方です。毎日開け閉めする圧力に耐えられなくなってプラスチックが割れます。特にLenovo製のPCはよく壊れる印象があります。
厄介なことに、この部分は基本的に部品交換ができない箇所なので、壊れた場合はどうしようもないです。ノートPCを末永く使いたいならば、画面を毎日開け閉めしてヒンジを弱らせない方が良いです。

②プリンタの電源を消してはいけない

時代の変化により、紙に印刷する機会は昔よりも減ってきていると思います。人によっては年賀状や、暑中御見舞の時にしかプリンタを使用しない人もいます。

プリンタに関するトラブルで多いのが

「半年ぶりにプリンタを使おうとしたら、インクがかすれて綺麗に印刷できない」
「久しぶりにプリンタの電源を入れたら、インクが全く出なくなっていた」
「ヘッドクリーニングを何回やっても印刷できない」

というパターンです。

プリンタの構造を分かりやすく例えるならば、マジック(ペン)のようなものと考えてください。数年ぶりにマジックを使おうと思ったらインクがつかなかった、という経験をされた方は多いと思います。プリンタにもマジックと同様に文字を印刷するための「インク」と、乾燥を防ぐための「キャップ」が付いています。プリンタの電源を落とした時に「キャップ」が閉まるような構造になっていますが、長期間使用しないとインクが目詰まりを起こしてしまいます。

プリンタの電源を入れっぱなしにしておけば、定期的に自動でヘッドクリーニングを行うのでインクが乾くのを防ぐことができます。電源を入れっぱなしにするので電気代が気になるかもしれませんが、多くのプリンタは数十分放置しておくことで自動でスリープ状態に入るので、電気代も気にするほどかかりません。プリンタやインクの買い替え・修理のことを考えると、消費する電気代は微々たるものです。

③ファイルを削除してはいけない

昔のPCはハードディスクの容量も少なく、すぐにいっぱいになることがありました。しかし、現在はストレージも大容量化し、価格も安くなりました。

そこで考えてほしいのが、エクセルやワード、またはイラストレーターやフォトショップなどの自身で時間をかけて作成したファイルや、スマホからPCに移した写真データの取り扱い方です。

不要になったファイルをゴミ箱に捨てることはないですか?

実はこれ、かなり勿体ないんです。エクセルやワードで作ったファイルのサイズを見てもらえば分かると思いますが、せいぜい数百KB程度。VBAや関数を挿入したファイルでも1MB以下。写真データも数MB程度。こんな微々たるファイルをゴミ箱に捨てること自体、実はほとんど意味がないのです。

必要ないから捨てるという発想よりも、5年後、10年後にもしかしたら必要になるかもしれないという可能性にかけてファイルを残しておく方が良いのは明らかです。例えば、枠線だけ引いて途中で作るのを止めたエクセルファイルも、残しておけば何かに流用できるかもしれないし、ボツになったイラストレーターのデータも、数年後に見返したら何か新しい考えを思い付くかもしれません。ファイルを安易に捨てるよりも、自身が時間をかけて作ったファイルに未来への「可能性」を残しておくことの方が重要だと思います。

外付けHDDも昔からは考えられないくらいに大容量化し、価格も安くなっています。
いらないファイルをゴミ箱に捨てずに別ドライブに移動させておく、つまりは外付けHDDをいつでもリサイクルできるゴミ箱代わりに使用するという使い方がおすすめです。

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