Windows 11で検索ボックス(検索バー)が正常に動作しない時の対処法をご紹介します。
検索ボックスをクリックしても反応しない、文字入力ができない、正常に表示されないなどの問題が発生した場合は、今回紹介する方法で解決する可能性があります。
2024年11月21日追記
Windows 11 バージョン24H2で検索の不具合が解消されたようです。バージョンアップ方法は以下のページをご確認ください。
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検索が正常に動作しない時の対処法
スタートボタン横の「検索」をクリックしても反応しない、文字入力ができない、正常に表示されない場合、Windowsの検索機能に内部的なエラーが発生していることが考えられます。対処法は「Windows Search」関連のタスクを終了させて、PCを再起動させることです。
「Windows Search」のタスクを終了させる
01.キーボードの「Ctrl+Shift+Esc」キーを同時に押すか、または「スタートボタン」を右クリックして、表示されたメニューの中から「タスクマネージャー」を選んでください。
02.タスクマネージャーが開いたら、「プロセス」タブ内上部の検索欄に「search」と入力します。
search
03.「Search」と検索するとバックグラウンドプロセス内に検索関連の項目が抽出されます。
2024年11月15日追記
検索ボックスの不具合が比較的軽症の場合は、「Windows入力エクスペリエンス」と「検索」のタスクを終了させると正常に戻ることがあります。下記に記した手順を試す前に、まずは「Windows入力エクスペリエンス」と「検索」のタスクのみを終了させてみてください。タスク終了後、スタートボタン横の検索ボックスをクリックすると再読み込みが行われて修復できることがあります。(PCの再起動は不要です)
「SearchHost.exe」及び「Microsoft Windows Search~」の上で右クリックして「タスクの終了」を選ぶか、画面右上の「タスクを終了する」ボタンをクリックし、タスクを一つずつ終了します。
終了させる項目は以下の通りです。
- SearchHost.exe
- Microsoft Windows Search Filter Host
- Microsoft Windows Search indexer
- Microsoft Windows Search Protocol Host
- Windows入力エクスペリエンス、検索
PCの環境によって表示される項目が変わりますので、検索結果に現れたSearchHost.exeと「Microsoft Windows Search」から始まるプロセスをすべて終了してください。
PCを再起動する
04.Windows Searchのタスクを終了させたら、一度PCを再起動させます。
05.再起動後、PCが立ち上がったら、5~10分ほど時間をおいてから検索ボックスが修復されたかを確認してください。※検索ボックスはPC起動後に遅延してサービスが開始されることが多いため、起動直後に確認しても修復が完了していない可能性があります。必ず一定時間をおいてから確認してください。
検索ボックスをクリックして正常に動作すれば修復成功です。
※上記操作が原因で不具合が起こっても責任は一切負いませんので、自己責任の範囲内でお試しください。
修復できなかった場合は?
まずは上記の「SearchHost.exe」及び「Microsoft Windows Search~」のタスクを終了させてPCを再起動する手順を数回繰り返してみてください。2度目、または3度目で修復に成功することがあります。何度やっても修復できなかった場合は、Windowsのシステムが壊れている可能性があるので、システムエラーの修復や、リカバリ、再インストールなどの措置が必要になります。
また、今後Windowsのアップデートによって検索の不具合が根本的に解決される可能性もあるため、しばらくの間は騙し騙し使用し続けるのも一つの手段かもしれません。
2024年11月21日追記
Windows 11 バージョン24H2で検索の不具合が解消されたようです。バージョンアップ方法は以下のページをご確認ください。