Windows 11 バージョン確認方法・バージョンアップ方法

Windowsには「バージョン」ごとにサポート期限日が設けられています。現在、Windows 11のPCを使用しているからと安心していても、バージョンアップ(大型アップデート)を怠るとサポート期限切れの危険なOSを使い続けるおそれがあります。

現在使用しているWindowsのバージョンを確認し、常に最新の状態を保つよう心がけましょう。

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Windowsサポート期限一覧

Windows OS (バージョン)サポート終了日サポート状況
Windows 11 (Version 23H2)2025年11月11日
Windows 11 (Version 22H2)2024年10月8日◯サポート終了間近
Windows 11 (Version 21H2)2023年10月10日✕ サポート終了
Windows 10 (Version 22H2)2025年10月14日
Windows 10 (Version 21H2)2023年6月13日✕ サポート終了
Windows 8.12023年1月10日✕ サポート終了
Windows 82016年1月12日✕ サポート終了
Windows 72020年1月14日✕ サポート終了
Windows Vista2017年4月11日✕ サポート終了
Windows XP2014年4月9日✕ サポート終了

Windows 11は、毎年秋頃に新しいバージョンがリリースされます。現在(2024年8月)、利用できるのは「23H2」と「22H2」の2つのバージョンです。「21H2」はすでにサポートが終了しており、セキュリティの面で危険な状態です。「22H2」も、2024年10月8日にはサポートが終了します。サポート終了後も使い続けると、ウイルス感染などのリスクが高まるため、早めに「23H2」へのアップデートをおすすめします。

Windows 11 バージョン確認方法・更新方法

現在使用しているWindows 11のバージョンは以下の手順で調べることができます。

1.スタートボタンを右クリックし「システム」を選びます。

2.「Windowsの仕様」内に現在使用しているWindows 11の「バージョン」が表示されています。

バージョンが「21H2」または「22H2」と表示されている場合は、早めに「23H2」へアップデートしましょう。

Windows Updateからアップデートを行う方法

1.スタートメニューを開き、「設定」→「Windows Update」をクリックします。

2.Windows Updateの画面内に「Windows 11 , version23H2が利用可能です」と表示されている場合は、「ダウンロードとインストール」ボタンをクリックしてアップデートを実行して下さい。

3.アップデートのダウンロードとインストールが始まりますので、完了まで待ち、PCを再起動してください。

※Windows Updateからバージョン23H2にアップデート出来ない場合は、以下のインストールアシスタントを使って最新の状態にしてください。

Windows 11 インストール アシスタントを使ったアップデート

1.以下のリンクからマイクロソフトの公式サイトにアクセスし、「Windows 11 インストール アシスタント」内の「今すぐダウンロード」ボタンからインストールアシスタントをダウンロードします。

2.ダウンロードした「Windows 11 インストール アシスタント」を開き、画面の指示に従ってアップデートをします。

「PC正常性チェックアプリを使用して互換性を確認する」の画面が出た場合は、PC正常性チェックアプリをインストール後、「最新の情報に更新」ボタンをクリックしてください。

「同意してインストール」ボタンを押し、ライセンス条項に同意します。

手順3まで完了すると、バージョンアップがはじまります。「インストール」や「再起動」ボタンの表示が出た場合は、画面の指示に従って進めてください。

青い画面に切り替わります。100%まで完了すると「今すぐ再起動」ボタンが現れるので、PCを再起動してください。再起動ボタンを押さなくても、30分放置しておけば自動で再起動します。

再起動ボタンを押した後、以下のような画面が表示されたら、「閉じる」を押してください。

再起動後、黒い画面に切り替わりますので、ここでも100%になるまでお待ち下さい。100%まで完了すると「ようこそ」画面が表示され、バージョンアップ完了です。

※アップデートには長時間を要しますので、時間に余裕があるときにおこなうことをおすすめします。

インストールアシスタントでエラーが出たら?

インストールアシスタントを使用してアップデートをする際に「0x8007007f」というエラーが発生することがあります。「0x8007007f」エラーが出た場合は、以下のページに対処法を掲載しておりますので、ご確認ください。

Windows 11非対応の中古PCは注意が必要

Windows 11に正式対応していない古いPCには大型アップデートが自動で適用されないことがあります。特に中古で購入したWindows 11非対応PC(CPUがIntel 第8世代よりも古いPC)には、大型アップデートが降りてこないことが多いです。

大型アップデートが降りてこない場合は「Windows 11 インストール アシスタント」を使用して手動で更新する必要がありますが、通常の更新手順では途中でエラーが発生するので、回避策を講じた上でアップデートをする必要があります。(※回避策は当サイトには掲載していません。)

Windows 11非対応のPCでWindows 11をお使いの場合は、新しいPCに買い替えることをおすすめします。買い替えをオススメする理由は以下のページに掲載していますので、ぜひご確認ください。

まとめ

今回はWindows 11のバージョン確認方法・更新方法をご紹介しました。バージョンが「21H2」の場合は早急に、「22H2」の場合はなるべく早めに「23H2」に更新して下さい。今年中にバージョン「24H2」が提供される予定になっていますので、常に更新をし続けて、最新の状態を保つように心掛けましょう。

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